お客様から兜の修理のご依頼がございました。
こちら

結構痛みが激しいですね。
まず、鉢の漆が一部隔離しています。
長年の汚れも著しいです。
鉢の剥離箇所をレタッチして、全体的にクリーンアップします。

ピカ~ン。
奇麗になりました。
修復前を正面から見ると

あちこちガタガタで、革製鍬形の金箔が剥離して黒くなってしまっています。
さらに吹き返しの据紋も欠落してしまっています。
ガタツキを修復して、鍬形の金箔を押し直します。

キラ~ン!
据紋も新品のものをつけてピッカピカです。
修理・修復は、ご予算に応じて手法、材料等をお選び頂けます。
まずは、何なりとご相談下さい。
このような歴史遺産を、あたら朽ちさせてしまうのはもったいないですから。