黒田長政公の具足

本日はお客様より特注でご依頼の作品をご紹介します。

黒田長政公の具足の写しです。
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一之谷の兜が有名ですね。

実際のものは、かつて竹中半兵衛が使用していたものなんです。
竹中半兵衛は太閤秀吉公の若い時の右腕ですね。知謀の人です。

その竹中半兵衛は、実は黒田長政の命の恩人なんです。

黒田長政の父・黒田官兵衛が、信長に反旗を翻した荒木村重を説得しようとして逆に捕まり、そのことで官兵衛まで信長から疑われて、その子の長政に処刑命令が出てしまったのです。
その時、竹中半兵衛が長政をかくまったというわけです。

竹中半兵衛のおかげで長政は大名になり、関ヶ原では石田三成と直接対決して島左近を討ち取ったり、その前後における西国大名の裏工作に多大な功があったとされています。
つまり徳川幕府成立におおきく関わる人物になったのです。

黒田長政は竹中半兵衛の恩を生涯忘れず、半兵衛の遺孫や旧臣を迎え入れたりしています。
この兜も、福島正則のもとに渡っていたものを頼み込んで譲り受けたようです。
以来、有名な黒田長政公の馬上の人物図にも描かれるほど、この兜を愛用していたようです。

さて、本作の兜を後ろから見てみましょう。
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わかりますか?

実は銀箔を押してあるんです。
この渋い光の加減はそこから来てるんです。

全体的に黒を基調としたシックなデザインとなっています。

天下分け目に深く関わった兜、いいですねぇ。
[ 2010/02/17 10:08 ] 作品のご案内 | TB(0) | CM(-)

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