一期の栄華は一盃の酒

100714-00.jpg

100714-06.jpg
我が一代を夢と酒に例えるなんて、お酒の大好きだった方に相応しい詩ですね。

これを読まれた方は、お酒大好きご存知上杉謙信公。

大好きな人は不識庵様と呼んだりもします。


本日は、その上杉謙信公所用腹巻の写しをご紹介致します。

こちら

100714-05.jpg

色々糸威黒小札腹巻
いろいろいとおどし くろこざね はらまき


この腹巻、各所にこだわりがあるのです。

まず、冒頭の写真の前立てですが、
100714-01.jpg

飯綱権現の前立なのです。

飯綱権現(いづなごんげん)は戦勝の神様なので武将たちから信仰されました。

特に謙信公は信仰心の強いお人でしたようなので、前立にまでしてしまったのですね~。

信仰を前立などにする例は他の武将にも見られます。

例えば、直江兼続「愛」は愛宕権現とも愛染明王とも言われてますし、伊達家の重臣、片倉小十郎愛宕山大権現です。



こだわりのもうひとつは袖です。

100714-02.jpg

広袖といって下にいくほど幅が広くなっているのです。

これは珍しいです。


そして、背中。

100714-04.jpg

腹巻というのは、背中で合わせるので背中がパックリ開いているのです。

ここをズブリとやられたらひとたまりもありません。

なので、

100714-03.jpg

背板というものを被せてガードしているのです。

総角※もついてゴージャスになります。
※総角(あげまき)とは背中の真ん中に結んである大きな紐の事。ここに袖の紐を結んで袖がバラバラ動くのを防ぎました。

ですが、敵に背を向けなければいいんではないか、なんて理不尽なことを言われて臆病板なんていう不名誉な別名もあります。

もちろん戦の名人である謙信公が敵に背を見せるわけもありませんが、
退く時は大胆に退くのもいくさ名人の技というものです。

もうひとりのいくさ名人、本多平八郎も武田との合戦の際の撤退の見事さで有名になったのですから。


そして、上の画像にもちらっと写っていますが、兜のシコロの内側に下散(げさん)と呼ばれる首をガードするものがついています。


大将たるもの、そう簡単に死んではならんのです。

そんな謙信公の生き様が伝わってくるような甲冑です。

上杉謙信公所用写
色々糸威黒小札腹巻

当店通常価格は2,037,000円(税込)ですが、
店頭展示品(当ブログ画像のもの)に限り
\1,425,900(税込)にてご提供させて頂きます。
もちろん新品ですよ。

鎧に関する詳しいお問合せは、当ブログにコメントしてください。

ご注文に関しては、メール(info@kozando.co.jp)か下記フリーダイヤルまでお電話ください。

鎧の光山堂
0120-00-4658(フリーダイヤル通話料無料)
[ 2010/07/14 14:51 ] 作品のご案内 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://yoroinokozando.blog65.fc2.com/tb.php/42-82810076