威し糸の色

日本の鎧は、各パーツを【威し糸(おどしいと)】と呼ばれるヒモ類によって繋がれています。

その【威し糸】で繋ぐ事を【威す(おどす)】と言います。

【威す】とはそもそも「緒通す(おどおす)」から来たもののようです。

【威し】には様々な威し方や色があります。

ざっとご紹介すると…

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左上から、
緋威し、沢瀉威し、藤糸威し、紫裾濃(すそご)威し
褄取威し、黒糸威し、蓬糸威し、小桜韋威し

他にもいっぱいあります。

基本は単色威しです。

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これは、【紺糸の素懸(すがけ)威し】です。

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こちらは、【緋糸の毛引き威し】。

上のふたつは威す間隔が違います。

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これは、【紫裾濃(すそご)威し】といい、三色の糸でグラデーションをかけています。

100423-02.jpg
同じく紺糸の裾濃威し。

糸の色の種類は、

100423-05.jpg
この11種類が基本です。
ここに紫のぼかし色や青のぼかし色がありますが、
この11種類の中でしたら
同料金で糸の色を変えられます。

ただし、すでに作ってしまった鎧を威し直すとなると別料金です。

つまり、カタログでは紺糸になっていても
赤糸や白糸などにチェンジできるのです。

また、最初から別料金になってしまいますが、金や小桜などの模様が入った韋(かわ)で威す事もできます。

威し糸を変えて、吹き返しや前立てに家紋を使ったりすれば、
世界でひとつの
オリジナル鎧を
作る事も可能です。


威しには沢瀉威しや褄取り威しなど、まだまだ種類がございます。
それはまた近いうちにご紹介する事にいたします。

※写真の色は実際の色とは異なります。糸の見本は実物がお店に常時ございますので、いつでもご覧頂けます。
[ 2010/04/23 10:42 ] 作品の詳細 | TB(0) | CM(0)

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