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骨董鎧の修理修復!

永い間、蔵の中で眠っていた本歌の鎧。

櫃の蓋を開けると色々な物が収納されていました。

陣羽織、旗印、鼻紙袋の中には村名と7人の氏名の書かれた古いメモ用紙。

この鎧に関係した人達なんでしょうか?・・・鎧だけが知っている。

現在の地図を調べてみると今は町名になっていますがその村名は存在していました。

そんな由緒ある鎧の修理をお手伝いさせて頂きました。

☆ Before ☆ 

兜は六十間もあるとても良い筋兜です…ネ。
兜修理前
威し糸は切れて錣の小札の一部も破損して剥がれています。
兜修理前2

五枚胴の内張りの革が剥がれ化粧襟も外れて手当てが必要です。
image5.jpeg

 

襟回し  

胴の裏の剥離。
後胴②


草摺の裏に鼻紙袋。
この中にメモった紙が入っていました。
鼻紙袋
遠い古の記録が今蘇り外の光を浴びた・・・のです。

袖の裏、篭手、臑当も傷んでいました。
image8.jpeg 

籠手修理前② 


臑当て裏
佩楯はデニムの様な麻の家地です。
佩楯修理前 

櫃の底も虫食いが目立ちます。
このままでは朽ちて飾る事は難しく今の内に補修が必要と思われます。
櫃修理前 


☆ After ☆


兜修理後③

兜は小札の欠損部分を補修し糸も威直し見事に奇麗になりました。


本歌の前立ても作り直しました。
前立 

検品も兼ねての飾付
右向き

袖や篭手も欠損部分を補修し裏生地を新調。
after (13) 

after (12) 


櫃裏も補修して末永く飾れるように直しました。 
櫃裏 

このままにしていたら朽ちてしまうであろう日本文化が生き返った瞬間です。
全身

同時にお預かりした三十二間兜。
三十二間筋兜修理前 

こちらも綺麗になりました。

三十二間兜前 

こうして鎧兜が甦り、家を守り続けて歴史を刻んでいく事でしょう。

お手伝い出来て本当に良かったです。
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[ 2017/03/16 10:45 ] 修理・修復 | TB(0) | CM(0)







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