吹返の話!

吹返ってどうしてついているんでしょうか・・・との質問を受けた。

その答えは・・・矢を防ぐ意味で顔面の両側を守っている。
                
 確かに大鎧の時代には吹返が大きく張り出している。
  その昔は、𩊱の頬当上の札板が上部に上がったものが発展したと考えられる。
大鎧

騎馬戦で矢がバシバシ飛んでくるのを避けるのに吹返があると
  命中する確率はかなり低くなる。

それじゃあ当世具足の兜の吹返は何の為に付いているのだろう。
影武者吹返

   吹返自体が防御の為から装飾へと変わっていったのだろうか・・・。
そのせいか大きくせり出した大鎧には据紋が打たれている。
 
302吹返

だんだん煌びやかになってきて。

鉄地政宗吹返
吹返の形もそれぞれ。

犬千代吹返 
家紋を入れたり、糸を威してみたり・・・。

一豊吹返

中には花弁の形や毛皮で出来た吹返もあった。

(作り手のこだわりが面白い物を世に産み出していくのだろう。)

今も昔も同じ!
男性もおしゃれを楽しんでいたようだ。

室町時代までの𩊱は本小札だった為 吹返は𩊱より一段少ないのが一般的であった。


[ 2011/11/29 10:15 ] 作品の詳細 | TB(0) | CM(2)